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母さんカルガモは偉い!

カルガモの引っ越しのシーズンです。

その様子をニュース見ると、思わず口もとがほころびますね。

 

大阪の花博会場跡の公園で、カルガモの親子を何度か見たことがあります。

母さんカルガモの後ろを一列になってついて行く子どもたちの可愛さは、

ずっと見続けても飽きることがありません。

羽根がつやつやと光っていて、実際に見るカルガモは、とても綺麗でした。

 

公園には大きな池があります。

そこで目撃したカルガモの親子の話です。

7羽のカルガモが、Vの字になって泳いでいました。

 

Vのかなめの1羽が少し大きいので、それが母親なのでしょう。

6羽の子カルガモは、母カルガモとの見分けがつかないほど
大きくなって、力強く泳いでいます。

 

しばらく見ていた私は、ハッとしました。

母さんカルガモは、子どもたちを先に行かせ、

その後ろを、子どもたちを見守るように泳いでいたのです。

カルガモの行進は、いつも母親が先頭を歩くものと思っていたら、

子どもたちの成長に合わせ、隊列を変えていました。

何て賢い子育てでしょうか。

 

そのあとに、もっと驚くことがありました。

岸に上がったカルガモの親子を、近くで

ジッと様子をうかがっているものがいました。

大きなカラスです。

カラスは、じわじわと子カルガモに近づいてきて、

スキを狙っている様子です。

すると、母さんカルガモが翼を大きく広げて、

自分よりずっと大きいカラスに立ち向かっていきました。

「うちの子たちに、何するのよ!」と言うように。

カラスは余裕たっぷりに、からかうようなそぶりを繰り返しました。

そのたびに、母さんカルガモは、ギャーギャー叫びながら、

必死にカラスに立ち向かっていきました。

何度も何度も。

そして、ついに根負けしたカラスは、

あきらめて飛び去って行きました。

 

カルガモ母さんに、自分の子育てを反省させられる光景でした。

カルガモ母さん、あなたは偉い!