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サンタクロースが来なくなった日 ①

クリスマスにはまだ早いけれど、何故か突然思い出して、

今、書かずにはいられなくなりました。

 

サンタさんは、田舎娘の私のところにも

毎年プレゼントを届けてくれました。

プレゼントは、学用品だったり、お正月に着る洋服だったり、

何とも実用的なものばかりでした。

そろそろ新しい靴がほしいな、と思っていると、

ぴったりのサイズの靴が枕元に置いてあったりするのです。

サンタさんって、どうして私が欲しいものが分かるんだろうと

不思議でなりませんでした。

 

「サンタさんなんて、いないんだよ。」と言う友だちを、

「サンタさんが来ないなんて、かわいそうだな。」と同情したものです。

それでも大きくなるにつれ、さすがに「もしかしたら?」と

疑問に思うようになりました。

 

小学校の3年生のクリスマス・イブのことです。

私は、絶対サンタさんの姿を見てやるのだと、必死に起きていました。

でも、目が覚めたら朝でした。

そして枕元には、ちゃんとプレゼントが届いていました。

「ほーら、やっぱりサンタさんはいる!」

他に何があったか憶えていないのですが、

プレゼントの中に、モールで作った造花がありました。

「あれっ?」と思いました。

その造花は、6歳上の姉に、何度「ちょうだい」と言っても

絶対くれなかったものに瓜二つだったからです。

「サンタさんとこにも、同じものがあるんやねー。」と言ったら、

姉が、「そうやぁ」と、(今から思えば意味ありげに)

ニッコリしました。

何だか、腑に落ちない私は、造花の裏を見てみました。

そこには、なんと、私しか知らない小さな痕跡があったのです。

それは、造花が欲しくてたまらない私が、姉がいないときに

付けてしまった痕跡なのでした。

 

その年を最後に、私のところにサンタさんは来なくなりました。

ン十年たった今でも、あの時の気持ちが蘇ってきます。

切ないような、寂しいような、

でも疑問が解けたあとのスッキリした気分も…。

無邪気な子ども時代が終わった瞬間でした。

 

お気に入りの造花をプレゼントしてくれた姉や、

3年生までサンタさんを信じさせてくれた両親の気持ちが嬉しくて、

娘たちにも、一日でも長くサンタさんを信じていて欲しいと思いました。

あの手この手を使ったので、それは大成功だったのですが、

大きくなるまで信じすぎて、困ったことも起きてしまいました。

その話は、またいつか聞いて下さいね。

 

皆さんのところには、いくつまでサンタさんは来てくれましたか?