ペットクリニックの待合室で

年が明けてから、

セキセイインコのハッピーが妙におとなしくなりました。

呼べば、すぐに飛んできて肩にとまる子なのに、

スルーしたり、すんなりケージに戻ったりするようになりました。

3歳2か月になって、大人の落ち着きが出てきたのかな...と

様子を見ていたら、みるみる頭の毛が薄くなってきました。

 

去年も同じ症状が出ましたが、救急でペットクリニックで診て貰い、

すぐに良くなったことがあります。

今回も食欲はあるし、糞の状態も悪くありません。

でも、インコって、しんどいのを隠すことがあるといいます。

もしかしたら…と、居ても立っても居られなくなりました。

ネットで調べたら、車で15分の所に評判の鳥専門の病院がありました。

すぐに予約して、駆け付けました。

 

女医さんは、泣きわめくハッピーに優しく声をかけて、

小さな体に聴診器を当て、お腹を触診し、体重を測り、

毛を抜いて培養液に入れ、糞を採取し…などなど、

そこまでする?というくらい丁寧に検査して下さいました。

 

結果、何も異常なし! 

羽根が生え変わる時期なのでした。

ついでに爪を切って貰って、さあ、お会計。

覚悟はしていましたが、何と6048円。

うーん…。

でも、これは安心料なんですよね。

よかった、よかった。

 

待合室で待っている間に、いろんな鳥がやってきました。

写真でしか見たことのないカラフルな大きな鳥、

まっ白なオカメインコなどなど、立派な鳥ばかり。

ごくごくふつーのセキセイインコのハッピーは、

ちょっと肩身が狭い…?

いえいえ、愛の深さでは、負けませんよ。

 

壁に、たずね人、いえ,たずね鳥の張り紙が二枚。

セキセイインコ文鳥のカラー写真に添えられた

短い文章に、飼い主の気持ちが溢れていました。

セキセイインコは、警察にも届けが出ていました。

まっ白なオカメインコの飼い主さんに

「きれいな鳥ですね」と声を掛けたら、

「良かったね、ユキちゃん。ほめられたね」と、

我が子に語りかけるように、愛おしそうに語りかけていました。

我が子のように、ではなく、我が子同然なんですね。

 小さな小さな生き物だけど、飼い主にとっては、
かけがえのない存在なのです。
 

ペットを飼うことには、覚悟がいります。

いつかは別れる時が来ます。

それを考えると辛いけれど、

いっしょにいられる時間は、何ものにも替えがたい、

宝物のような時間です。